こんにちは!確率が苦手で、少し数学が嫌いになりかけていませんか?今日は、簡単な例題を一緒に解きながら、「高校入試によく出る確率」がわかりやすくなる学習方法です。例題を通じて、確率の学習ポイントがバッチリ分かります。数学の悩みを解消しましょう。
確率の例題
それでは、まずは問題文を一緒に読んでみましょう。


1と2の場合の確率を求めるんだね。

問題の内容が完全に分かったかな?
問題:内容と何を求めるの?
まず、問題文をしっかりと読みましょう。ここで大切なのは、問題の内容を、自分なりに絵や数字で具体的にかいてみることです。これが、問題を理解するコツです。
それでは次のスライドを見ながら、メモ用紙などに絵や数字をかいてくださいね。



かいてみるって大事だね。
確率を求める:「全ての組み合わせ」を考える
次に、2枚のカードを引いてできる全ての2桁の数字をあげていきます。全部で20通りです。

問題:条件に合う数字は?
それでは、いよいよ問題文の1と2の場合はどうなるのか、一緒に見ていきましょう。
10の倍数になる確率
まず、10の倍数って何でしょうか。この数の性質をはっきりとさせておかないと始めりませんね。次のスライドを見てください。

つまり、一の位に「0」がある数が10の倍数ですから、次のスライドのようになります。

このカードでは、2桁の10の倍数が作れないので、計算しなくても「確率0」とも言えますね💛
偶数になる確率
つぎに、偶数って何でしょうか。これも、はっきりとさせましょうね。次のスライドを見てください。

このように、偶数は2で割り切れる数です。例題では、2桁の数字の一の位が「2」か「4」であれば、その数は偶数です。次のスライドを見てください。

このように、2桁の偶数は、「12、14、24、32、 34、 42、 52、54」の8通りです。それでは、いよいよ確率を計算してみましょう。

このように、全ての組み合わせは、20通りです。このうち、偶数になるのは8通りです。したがって、偶数になる確率は8/20です。例題の2の答えは、2/5(=0.4)です。

確率は、場合の数の分数から計算で求めます。
見落としや計算ミスに注意してね。
【苦手の解決策】例題でわかる学習ポイント
つまり、例題の学習ポイントが「苦手解消の解決策」です。数学は知識の積み重ねですから「まだ、このポイントが分からない…」と思ったら、その単元の基礎に戻って補習すればいいですね。
このように、学習の悩みはひとそれぞれです。確率の苦手や学習の悩みの根っこは、ずっと前の単元にあることも。
もちろん、自宅でがんばる人にピッタリな教材もあります。
もし、「学習がうまくいかない」「学校以外の活動がある」など、自分で解決できない悩みだってあるかもしれません。まずは、おうちの方に相談しましょう。
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どのポイントも大切ですが、特に「4.計算の正確さ」は、影響が大きいです。せっかく、問題を理解したのに、計算ミスで答えを間違えては残念ですからね。計算ミスが多い場合は、一度「算数」に立ち返り、毎日少しずつ計算練習しましょう。
さて、今回も学習ポイントがたくさんありましたね。確率の問題には、面白い問題がたくさんあります。いろいろなパターンの問題にチャレンジしてね。では、また💛

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