こんにちは!数学がちょっと苦手な中学生のための「小学校算数の完全復習シリーズ」第2回です。みなさんに、「小数と分数」を1週間で楽しく復習する方法と問題集選びを紹介します。数学が苦手でも大丈夫!一緒に少しずつ進めていきましょう。
数学力と「小数と分数」の関係
みなさんは、「数学の成績が上がる方法、何かないかな~」と思いませんか。
まずは、「小数と分数」がなぜ大切なのかをお話しします。これを知ると、少しやる気が出るかもしれませんよ!
「小数と分数」マスターが数学力アップの第一歩
中学の数学では、例えば、比例や反比例、方程式、図形など、さまざまな問題に「小数と分数」が出てきます。つまり、「小数と分数」において不安な点があれば、数学の成績に悪影響を及ぼします。
逆に言えば、この悪影響を取り除くだけで成績アップも見込めるのです。そのために、「小数と分数」の計算力を鍛えることをおすすめします。
【数学力】計算力を鍛えることの良い点
計算には「正確さ」と「スピード」が必要です。これは、練習次第でいくらでも力がつきます。さらに、こういった練習は、成果が出やすく、自信がつきます。
また、計算力を鍛えることで、試験の際の時間配分の感覚を養う効果も期待できます。
「小数と分数」が数学のスタート地点なんだね
このように、「小数と分数」の完全マスターと計算力の強化が、数学力の底上げに役立つのです。
【苦手克服】文章題と「小数と分数」
数学の文章題には、買い物や料理など、日常生活がよく取り上げられます。そして、この文章題には「小数と分数」がよくでてきます。ここは、見逃せません。
「文章題が苦手」という人は、日常生活に結びつけて「小数と分数」をマスターしましょう。
具体的には、日常生活で「小数と分数」を意識し、実際に計算する機会を増やすことをおすすめします。普段からこのように心がけることで、問題文の読み解き方が自然に向上するからです。
1個のキャベツ半分って0.5個だよね
キャベツ½個買うより1個買う方が安い。どういう計算なのかな?
買い物のたびにできますね
数学が苦手でよいか
「小数と分数」は教科としての数学だけでなく、将来にわたり、また、あらゆる場所で出会うことになります。例えば、「科学」「情報処理」「経済」などの分野で、また、職業上で必要な場合もあります。
このように、「小数と分数」の知識が不十分だったり、計算が遅かったりでは、数学嫌いどころか、生活上でも影響を受けてしまいますね。
いかがでしょうか?はやく「小数と分数」を復習したくなりますね。
何度でも消せるノートタイプのホワイトボードが便利 書きやすいノートのおすすめです【数学力】実力確認
まずは、自分の実力を確認してみましょう。各問題の答えは、計算ミスがないか確認し、ノートに答えを書くまでを制限時間内に行ってください。制限時間内に答えが書けない場合は、次の問題に進んでください。
【用意】 ノート、筆記用具、タイマー
【数学力】実力確認と判定
時間どおりに取り組めたら、答え合わせし、点数をつけましょう。問題は、全部で16問、16点満点です。
【苦手克服】実力に応じた復習方法(1週間プラン)
それでは、実力確認問題の結果に応じた、1週間の復習プランを立てましょう。
【方法】下のスライドのプランを参考に「小数と分数」の問題に取り組みます。最初の4日間で解いた 問題を、5日目と6日目で繰り返す方法です。
最初の4日間: 毎日1時間、各テーマの問題を選び、どんどん解く。
※ 時間を測りながら解きましょう。
※ 時間オーバー、間違えた問題に印をつけておきましょう。
5日目: 1~4日目の問題に再チャレンジする。 ※ 同じ問題を解くことが大切です。
6日目: 5日目までに間違えた問題を復習し、再チャレンジする。
※ 間違えた問題は、基礎知識をもう一度、確認しましょう。
※ 簡単な計算は暗算しましょう。
7日目: 実力確認問題1、2の再チャレンジ
みなさん、7日目に感じる変化を楽しみに、毎日1時間がんばりましょうね!
【問題集】おすすめと使い方
「1週間の復習プラン」の問題は、「答え」と「基礎知識の解説」がある問題集やドリルの使用をおすすめします。そして、問題のレベルは、「少し、簡単かな?」というものがおすすめです。
小学校算数の問題は、「素早く、たくさん解く」練習にはピッタリです。これらを用いて、「小数と分数」の基礎を固めながら、「正確に」「速く」問題を解く練習をしましょう。1問あたりの制限時間は、計算問題3分、文章題5分以内で始めてくださいね。
問題文を読み解くコツ
素早く、正確に問題文を読み解く練習のためには、基本的な文章題を選び、たくさんの問題に取り組みましょう。文章題に取り組む際には、次のことを意識的に取り入れて練習してください。
【問題文を読み解くコツ】
状況を思い浮かべて簡単な絵や図を描く。
「何を答えるのか」を探し出し、問題文に線をひく。
一緒にがんばりましょう!
数学が苦手でも、少しずつ取り組むことで必ず上達します。「1週間プラン」を参考にして、1週間で小数と分数の復習を完成させましょう。復習することで、必ず、数学力があがっていきます。
もし、「1週間復習プランでは足りない」と思ったら、焦らずにもう1週間、同じようにやってみましょう。
第3回目は、「図形と空間」の復習です。 では、またお会いしましょうね。