みなさんは「3学期の期末試験」と「2学期までの試験」に違いがあることを知っていますか?
3学期の期末テストは、ただの「最後のテスト」ではありません。1年間の学習を振り返り、次の学年に向けて「どこを伸ばすべきか」を知る大切な機会です。
特に中学数学は、どの単元も積み重ねが必要な科目です。1学期でつまずいた内容が、2学期・3学期の理解に影響することも珍しくありません。
だからこそ、3学期期末テストは「1年間の学習の穴を埋めるチャンス」です。そのためには、2学期までのテストとは、視点を変えてみることが大切です。
「つぎの学年は、がんばりたい!」そんなふうに思っている人のための記事です。
この記事でわかること
「3学期期末テストの準備」を「1年間の学習を振り返り、次の学年への準備を整える大切なステップにする方法」
3学期の期末試験とは
期末テストは範囲が広い?
お正月明けから、ボチボチこんな話が出てきます。
3学期の期末テストは、3学期の学習内容を問うだけでなく、「1年間の総まとめとしての学年末試験」という意味を持っています。
定期テストの主な目的は、学習到達度の確認と成績評価です。でも、それはいつものこと。
むしろ3学期は「この学年は修了、つぎへ進みます」という「区切り」の意味合いにも、目を向けた方がよさそうです。
学習の穴はない?
そこで、学年末のテストは、単なる点数の上がり下がりで見るのではなく、「この1年の学びの洗い出し」として捉えてみませんか?そうすれば、全く違う取り組み方が見えてきます。
- 保護者の方にとっては
→ この1年でどこが得意になり、どこが苦手のまま残っているのかを把握する機会 - 生徒のみなさんにとっては
→ 次の学年で困らないための準備期間
それならば、試験準備から考えるのがよさそうです。
試験準備はいつから?
多くの学校では、テスト1〜2週間前に「試験準備期間」が設定され、部活動が停止になります。
しかし、実はその期間だけで十分な準備をするのは難しいことが多いです。特に3学期には、2学期までの学習成果が強く影響を及ぼすからです。
つまり、今ある「学習の穴」が残ったままでは、試験範囲の問題がスムーズに解けません。
たとえば、
- 方程式が苦手なまま関数に入ってしまった
- 図形の性質が曖昧なまま証明問題に進んでしまった
- 計算の基礎が不安定で、文章題に時間がかかる
こうした「小さなつまずき」は、テスト直前にまとめて解決できるものではありません。
だからこそ、学校が決める試験準備期間の「前」にやるべきことがあるという考え方がとても大切になります。
試験準備は「2期」に分ける
部活動が停止になったら始める?
まだ「試験準備 = 部活動の停止期間」というイメージをもっていますか?これは、学校が決めた「部活動の停止期間」です。たしかに、「早く帰宅して試験準備を」という意図があります。
でも、ひとりひとり学習到達度が違います。同じ期間で準備するだけでよいのでしょうか。
安心して3学期の期末テストに向かうためには、このイメージをもっと広げ、「試験準備」は、2つの時期に分けるのが最適です。
試験準備期間の前段階
前章で述べたように、学校の部活動停止期間に入ってからでは十分な準備は難しいのです。だから、部活動停止期間に入る前の段階に何をするかが、実はとても大切なのです。ただでさえ、3学期は予定が多く、あっという間に学年修了です。
効率的に「穴」を埋める
この段階を「1年間の学習の穴を埋める時期」に位置付けるべきです。弱点を把握し、必要な単元をピンポイントで補強します。もちろん、放課後の部活動、授業の予習や宿題に並行して行うので効率的に。その方法は、この後の章でご紹介します。
試験準備期間
学校指定の「試験準備期間」です。授業は続きますが部活動はなく、期末テスト関連のプリントが配られたりします。先生が期末テストの話をすることがあるので、よく聞いておきましょう。
この期間は、「学校が示す試験範囲の問題練習をする時期」です。繰り返し練習をしましょう。
このとき「学習の穴」が埋まっていれば、問題練習がスムーズに進み、点数につながりやすくなります。反対に、「この問題につっかかり、あの問題につっかかり」では、試験範囲を網羅することもできません。
弱点を把握、学習の穴を埋める方法
では、「試験準備期間」に入る前に、効率的に「学習の穴」をうめる方法をご紹介します。
まずは「3学期ミニ期末テスト」で実力確認
「よしわかった!やるぞ!」こう決めたら、いきなり参考書や問題集を開くよりも、「今の実力を知ること」が最短ルートです。この時期は、あくまでも「効率よく」です😊
当サイトでは、中学1年生、2年生に「3学期ミニ期末テスト(無料)」を用意しています。
- 1年間のどこに穴があるのか
- どの単元が理解できているか
- どの単元が苦手なまま残っているか
これらがすぐにわかるので、勉強の順番や方向性がはっきりします。
ミニテストの入手方法
中学生の家庭学習には個人差があります。当サイトでは、中学生の家庭学習を応援するため、このミニテストを含む記事関連のプリントを公開しています。学習習慣のきっかけ作りや勉強の気分転換にお使いいただければ、うれしいです。
現在、学年別「数学」、無学年式「文章読解(軽い読み物)」「楽しい英語読解(身近な話)」「作文」のプリントがあり、すべて無料でお使いいただけます。
いつもとは違う教材に取り組むと気分が変わります。「また、がんばるぞ」という気分になったり、別の教材を見たくなったりします。家庭学習のスパイスにどうぞ🎁
ミニテストは、LINE「中学生の道具箱」に登録後にご利用いただけます。友だち登録・解除はいつでもご自由です。安心してお使いください。
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ミニテスト結果の見方
ミニテストの所要時間は20分間です。制限時間になったら答え合わせをし、間違った問題の単元をチェックしてください。
ここで注意点があります。それは、「答え合わせをして終わり」にしないことです。時間内に解答できなかったり、間違いがあったりするのは、ただの「ミス」ではありません。「今の弱点」を教えてくれる大切なサインです。
つまり、「あなたの学習の穴はここです」ということ。その問題1つがわかればよいのではなく、その単元の理解不足に注意しましょう。
間違いの原因は、次のように分類できます。
- 計算ミス
- 定義や公式の理解不足
- 手順の暗記だけで理解が伴っていない
- 文章題の読み取り不足
- 図形の性質の定着不足
その単元に、「あやふやな何か」を感じたりしていませんか?そこに、自分の弱点につながるものがありそうです。原因がわかれば、対策はぐっと簡単になります。
原因別の対処法
弱点を見つけたら、次は「穴を埋める」作業です。ここで大切なのは、弱点だけをピンポイントで補強すること。試験準備期間「前」なので、「効率よく」が◎です。
焦ってワーク1冊で全部やり直すより、「単元特化型の教材」を使う方が圧倒的に効率的です。
たとえば、
- 計算が不安定 → 計算特化の問題集
- 図形が苦手 → 図形だけに絞った教材
- 関数が苦手 → グラフの読み取りからやり直せる教材
こうした教材は、解説に工夫があるので短期間で弱点を補強するのに最適です。
試験準備期間にやること
試験準備期間になれば、いつもより早く帰宅できます。ここからは「試験範囲」に集中して勉強します。
試験範囲の確認(超重要)
最も大切なことは「試験範囲」の確認です。まず、学校から示される「試験範囲表」を手元に出してください。
つぎに、教科書・ワーク・プリントの該当ページ・その部分を確かめ、印をつけましょう。
- 教科書のどこからどこまで
- ワークのどのページ
- プリントのどの部分
さらに、教科書やワークの目次もチェック。試験範囲の単元まで確認しましょう。
試験範囲の問題練習
穴が埋まっていれば、ここからの勉強はとてもスムーズです。ぜひ、こんな流れをイメージしてください。
- ワークを解く
- 間違えた問題を解き直す
- 時間を計って練習する
「理解 → 練習 → 解き直し」のサイクルがぐるぐると回り、どんどん点数につながっていきます。時間を計って練習することで、解答のスピードが上がっていきます。
解答のスピードが上がれば、テスト終了までの余裕ができます。この時間は、5~10分程度でOK。全ての「見直し」にあてましょう。
たとえば、「氏名や番号のもれ」「解答の記入場所の間違い」は、かなりマズイ状況。絶対にチェックしましょう。また、解答の「ミス」に気づくこともあります。ここで「ミス」を防げば、点数アップです。
こんなふうにテストで思い切り力が出せたら、本当に楽しいですね😊
まとめ
3学期期末テストは、1年間の学習を振り返り、次の学年への準備を整える大切なステップです。
弱点を知り、必要な部分を補強できれば、2年生・3年生の数学はぐっと楽になります。「今」できないところは、「伸びしろ」です。焦らず、丁寧に、そして確実に。
今年度の締めくくりを、次の成長につながる時間にしていきましょう。
では、また💛
