こんにちは!
高校入試「作文」の練習は進んでいますか?これまで数学や英語などの問題練習にも、精一杯がんばってきたことでしょう。
でも、「作文」が残っていませんか?
何を書けばいいの? 300字なんて、全然埋まらない…
なかでも、試験当日に示される「テーマ作文」に不安を募らせる中学生は多いです。
作文テーマの出題傾向はつかめても、肝心な書き方がわからない…そんなモヤモヤを抱えたまま問題集に取り組んだとしても、かえって落ち込んでしまいそう。
作文のセンスがないから?
いいえ、入試作文はセンスとは無関係です。
「型」を知っているかどうかがすべて
作文の正しい書き方を理解してから問題集に進めば、理解の早さがダンゼン違ってきます。
この記事では、作文が苦手な中学生や、家庭でサポートしたい保護者の方に向けて、最初に身につけるべき作文の基礎と、高校入試作文・小論文のおすすめ問題集 を紹介します。
「作文練習?ムリムリ~」という人も大丈夫。そのときは、当サイトの「作文の書き方プリント」(無料)を試してください。問題集を使う本格的な作文練習は、つぎの段階からでOKです。
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作文が苦手な理由は「書き方を知らない」だけ
多くの中学生が作文でつまずくポイントは共通しています。
- 何を書けばいいかわからない
- 序論・本論・結論の流れがつかめない
- 字数が足りない/オーバーする
- 文章が途中で迷子になる
でも、これはセンスや能力の問題ではないのです。その原因は、
「作文の型」を教わっていないから
まずは「型」を身につけるのが最短ルート
何を学ぶにしても、「型」から入るのが常道です。
しかし、作文については具体的な指導が少ない気がします。「何を書くか」はその人の意思次第ですが、「どのように書くか」を知らないのでは、本人が困ってしまいます。
だから、作文の「型」
たとえば、高校入試の300字作文。こういう作文は、試験時間内の10分程度で書かなければなりません。「どのパートに」「何を」「どのように」書くかを知らずに、急に書けるのでしょうか?
でも、次の流れで書くと一気に書きやすくなります。
序論 → 理由 → 具体例 → 結論
これが作文の「型」です。
さらに、制限字数も気になりますね。制限字数の8割以上、できれば9割以上書くのが理想的だといわれています。しかし字数を超えたら減点ですから、これもまたプレッシャーです。
しかし、作文の「型」に着目すれば、パート別に字数を意識できるようになります。
つまり、「型」の書き方を知るだけで、「字数が足りない/多すぎる」問題からも解放されるのです。
パート別字数目安(例:300字作文)
- 序論:30字
- 理由:60〜70字
- 具体例:120〜140字
- 結論:70〜80字
逆に、目安が気になって書けない?いえいえ、作文の型を練習すれば、ちょうどよく字数もハマるようになります。ご安心を😊
まずは当サイトの「作文の書き方プリント」で準備しよう
何事も「いきなり」では挫折しやすいものです。せっかく問題集を使い、作文練習するのなら、その前段階も大切です。
それには、問題集に取り組む前のこんな「準備」をおすすめします。
「書き方の型」を理解することが最優先
当サイトでは、つぎの内容をまとめた「作文の書き方プリント」を無料で提供しています。作文が苦手な人、問題集に取り組むのが不安な人、「型」に興味がある人におすすめします。
このプリントを使うことで、「何を書けばいいかわからない」という状態から早めに抜け出せば、どの問題集にもスムーズに進めるようになります。
作文の書き方プリントの構成 ※プリント見本👉こちらからご覧ください
- 型の説明
- 字数の目安
- 下書き欄
- 完成例
▶ 無料プリントは👉こちらからどうぞ🎁
当サイトでは、中学生の「苦手」に焦点を合わせたプリントづくりをしています。少しずつですがLINE「中学生の道具箱」の「今月のプリント」からご提供しています。家庭学習での気分転換や問題集に取り組む前の準備などにお使いいただければ、うれしいです。
LINEのお友だち登録・解除は、いつでもご自由です。安心してお使いいただけます。
準備ができたら、問題集で実践しよう
書き方の型を理解したら、次は量をこなす段階 です。ここで初めて問題集が効果を発揮します。
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高校入試作文におすすめの問題集
問題集の比較レビュー
『高校入試 合格を決める作文・小論文(シグマベスト)』神﨑 史彦(著)
こちらは、書く手順やルールをイラストでわかりやすく学べる本です。条件作文の読み取り方も丁寧で、別冊ワークで実際に書く練習ができるので、基礎からしっかり力がつきます。
■ 保護者の方へ
作文を書く手順や原稿用紙の使い方をイラストで丁寧に解説し、条件作文の読み取り方もわかりやすい入門書です。別冊ワークで実際に書く練習ができ、基礎から作文力を育てたいお子さんに向いています。
『高校入試 作文・小論文対策 三訂版』旺文社(編)
こちらは、書き込み式ワークで手を動かしながら力がつく本です。解答例の「ココがマル」や見直しポイントがわかり、自己採点しやすいのが特徴。よく出るテーマもまとめられています。
■ 保護者の方へ
書き込み式ワーク中心で実践しながら学べる教材です。解答例の得点ポイントが明確で、自己採点しやすい構成。基礎から応用テーマまで幅広く対応し、入試の出題傾向に沿った対策ができます。
『改訂版 高校入試 塾で教わる小論文・作文の書き方』西村 創(著)、石井 知哉(著)
こちらは、「4つの型」で書く方法が身につく本です。今日から使えるテクニックが多く、ミスを防ぐコツや頻出テーマの書き方もわかります。塾の授業のように学べるのが魅力です。
■ 保護者の方へ
「4つの型」で効率よく書ける力を育てる教材です。ミスを防ぐコツや頻出テーマの解説が充実し、実践的な指導が受けられる構成。最新の出題傾向にも対応し、家庭学習でも取り組みやすい内容です。
タイプ別おすすめ
勉強のスタイルは、ひとそれぞれです。だから、問題集選びは自分に合うものが◎ですね😊
基礎から丁寧に学びたいタイプ
『高校入試 合格を決める作文・小論文(シグマベスト)』神﨑 史彦(著)
- 書く手順・ルールをイラストで理解したい
- 条件作文の読み取りが不安
- まずは「書き方の土台」を固めたい人に最適
手を動かして練習したいタイプ
『高校入試 作文・小論文対策 三訂版』旺文社(編)
- 書き込み式でどんどん書きたい
- 解答例の「どこが良いか」を知りたい
- 自己採点しながら力を伸ばしたい
型を使って効率よく得点したいタイプ
『改訂版 高校入試 塾で教わる小論文・作文の書き方』西村 創(著)、石井 知哉(著)
- 「どう書けばいいか」をすぐ知りたい
- 4つの型で短期間で得点力を上げたい
- 最新テーマ(AI・SDGsなど)も対策したい
作文は短期間で「苦手」から「できる」に変わる
作文は正しいステップを踏めば必ず上達します。まずは、作文の基礎を固めて「書けるようになってきた」という手応えをつかむことが大切です。
まずは「作文の書き方プリント」で基礎固め
作文に苦手を感じる人も、よく見慣れたプリント形式ならば心理的ハードルが下がるかもしれません。
まず、プリントで「型」を理解し、実践し、定着させることで、作文への苦手意識が大きく変わります。「こうすれば、書ける」と納得できるはずです。
当サイトの無料プリントがお役に立ちましたら、幸いです。
まとめ:型が身につく=どんなテーマでも書ける
作文の型を身につくと、もう「何を書けばいいかわからない」という状態にはなりません。どんなテーマも自分の経験に引き寄せて書くことができるので、作文が楽しくなってきます。
技術は磨くほど光る
そして「もっと量をこなしたい」「作文のテーマを探したい」そういう段階こそ、問題集の出番です。この段階に集中的に練習しましょう。たとえ短期間であっても、作文の腕を磨くことができます。
最後に、高校入試の作文にも自信をもって臨めますように。では、また💛
🪻おすすめ問題集まとめ
『高校入試 合格を決める作文・小論文(シグマベスト)』神﨑 史彦(著)
『高校入試 作文・小論文対策 三訂版』旺文社(編)
『改訂版 高校入試 塾で教わる小論文・作文の書き方』西村 創(著)、石井 知哉(著)
