こんにちは!今回は「方程式(ほうていしき)」について学びます。この方程式は、数学の問題を解くための大切な道具です。そしてこの道具は、使いこなせば素早く未知の数が見つかるのでとても便利です。
この記事では、方程式とは何か、どうやって問題文から方程式を立てるか、そして方程式の解き方について、わかりやすく説明します。もちろん、「ほうていしき?なに?」と思った小学生も、数学が苦手な中学生も大歓迎です。みんなでやってみましょう。

便利な式なの?

そうですよ~
方程式って何?
まず、方程式とは、ひとことでいえば、数学の問題を解くための「道具」です。
例えば、「x + 3 = 7」という式があったとします。この式は、「ある数xに3を足せば7になる」という意味で、ある数xを見つけるための道具として使います。
このように、未知の数(この場合はx)を見つけるために立てる式のことを方程式といいます。

便利そう💛
問題文から方程式を立てよう
つぎに、問題文を読んで、どのように方程式を立てるかを一緒にやってみましょう。
問題1
まず、下のを読んで、方程式をつくってみましょう。その前に、問題文の考え方をあげておきますね。
考え方
① 問題1の未知の数(X)って何? → クラス全体人数
② 与えられた情報の整理(男子生徒の人数、女子生徒の人数)

問題文に線を引いておくといいですね

問題2
それでは、こちらもやってみましょう。
考え方
① 問題2の未知の数(X)って何? → あと何円必要か?
② 与えられた情報の整理(お小遣いの金額、新しい文房具の値段)


問題1も2もよくあることだね

忘れないうちに練習したい💛
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答えは、こちらです。
方程式の計算・解き方
つぎに、方程式の計算の考え方です。この計算については、「例えば、+3は、イコールの向こうに移動させるときは、-3になる」といった数字の動かし方として覚えている場合がありますね。
それは、実際そう見えるのですが、ここで等式の考え方をおさらいしましょう。
例えば、「ある数(X)に3を足すと7になる」という問題があったとします。この方程式は、X+3=7 です。
では、この式からXを求めるにはどうしたらよいでしょうか。

上下の図のように、等式は、イコール(=)で両辺がつり合っています。この関係は、X=〇〇という式へと変形させても、イコールの両側はつり合っていなければなりません。
そのために、下の図では「同じ数(3)を両辺から引く」という同じ操作をしています。

その結果、X=7-3になります。このように、等式の計算は、数字の動かし方だけではありませんね。
この先の学習も、等式をたてて問題を解決することがとても多いです。この等式の考え方はしっかり覚えておきましょう。
練習問題
それでは、練習問題をやってみましょう。

答え


これで等式の考え方はバッチリ

計算ミスが減りますよ
まとめ
今回は、方程式の基本について一緒にやってみました。方程式は、数学の問題を素早く解くための、便利で大切な道具なのでどんどん練習して使いこなしましょう。そのためには、自分に合う教材を見つけて学習を続けるといいですね。
次回もお楽しみに!では、また💛
答え
問題1:X=20+15
問題2:500+X=800 (両辺から500を引くとXが求められる)X=300







