みなさん、こんにちは!今回は、公立高校入試に出そうな数学シリーズ第3回「確率」です。確率の応用問題は、公立高校入試でもよく出題されるテーマの一つです。ですから、確率の基本的な概念と計算方法、そして応用問題に取り組むための解き方を図解します。例題を一緒に解きながら、確率のコツをつかんでくださいね!
基本的な確率の概念
まずは、基本的な確率の概念をおさらいしましょう。要するに、みなさんが中2で学ぶ確率とは、ある事象が起こる可能性を数値で表したものです。
一般的には、次の式で表されます: 確率= 成功する場合の数 / 全ての場合の数
例えば、サイコロの「1」が出る確率は、1/6ですね。
確率というと、色付きボールを思い出すな
でも、取り出し方で計算が違ったよね
そうなんです!!!
確率の計算方法
それでは、つぎは、条件付き確率の例題を使って、具体的な確率の計算を一緒にやってみましょう。
条件付き確率
条件付き確率は、ある条件が成立したときに別の事象が起こる確率を求めるものです。それでは、例題で詳しく見る前に、解き方のポイントを示しておきますね。
解き方のポイント
① 図や絵で場合の数をとらえる。
② ある条件の場合の数の計算方法
例題1:条件付き確率
3色(赤、青、緑)のボールが袋に合計10個入っています。赤ボールが5個、青ボールが3個、緑ボールが2個です。赤ボールを引いた後、戻さずにもう一度ボールを引くとき、2回目に青ボールを引く確率を求めなさい。
例題1:解き方
まず、赤ボールを引いた後、そのボールは袋に戻しません。したがって、袋には9個のボールが残ります。その内訳は、青ボールが3個、赤ボールが4個、緑ボールが2個です。
例題1:解答
それでは、袋のなかの9個のボールから、青ボールを引く確率を計算してみましょう。
間違えやすいポイント
① 赤ボールを引いた後、そのボールをどうするか。
② 袋に戻さない場合、袋のなかのボールの総数が変わる。
その場合をよく考えるんだね
つまり、この例題は、「1個目に赤ボールを引いたことでボール総数が1個減った」という条件下で、青ボールを引く場合の確率を求める問題でした。
中間まとめ
いかがでしたか? 確率の基本がわかったら、条件付きの確率もわかってきましたね。ここで、タイミングよく問題演習を繰り返えせば、自分の理解度がもっと実感できますよ。そして、応用問題にも挑戦してみましょう。
しかし、もし、「数学が不安」「やはり、確率がわからない」と感じたら、すぐに友達や先生に話してみましょう。そうしたら、有効な解消方法が見つかるかもしれません。
それでも解決できない場合は、早めにおうちの方に相談しましょう。なぜなら、学習の困難解消については、やはり、自分に合う指導者と一緒に取り組むのが早道だからです。
それでは、次回は、今回の続きで「確率の応用問題」を探求します。では、また💛