中学生のみなさん、こんにちは!公立高校受験に向けて、中学2年の2月から1年間の学習プランを立て、来年の公立高校入試に向けて計画的に準備していきましょう。この記事では、公立高校入試問題の傾向と対策を中心に、月別学習計画案を紹介します。ぜひ、自分のプランづくりに役立ててくださいね。
1年間か…長いなあ
どうしたらいいのかな
公立高校入試問題の傾向と対策
まずは、公立高校入試問題の傾向を知り、対策を確認しましょう。公立高校入試のための学習プランとしては、各科目の教科書レベルの標準問題集の基本と応用問題の完成を目標にするとよいと思われます。なぜなら、公立高校入試では標準的で解きやすい問題が多く、いわゆる難問奇問がないからです。
ですから、公立高校入試の対策としては、標準レベルの問題を素早く解いて試験時間内に見直し、できるだけ多く正答することが大切です。それに、標準レベルの問題が素早く解ける力がついてから難問にチャレンジするほうがタイパも良いですね。
5科目の傾向と対策
まず、公立高校入試全般の傾向と対策についてです。なお、詳しい出題範囲については、各教育委員会が公表しているので必ず確認してください。
数学
数学の試験では、基本的な計算問題から応用問題まで幅広く出題されます。特に関数や図形問題が頻出です。対策としては、基礎をしっかり固めた後、応用問題や過去問を多く解きましょう。
英語
英語の試験では、リーディングとリスニングが主要な部分を占めます。特に長文読解が出題されることが多いので、読むスピードと理解力を高める練習をしましょう。また、リスニング対策も忘れずに行いましょう。
国語
国語の試験は、漢字の読み書きや文章読解が中心になります。文学的な文章や説明文、評論文の読解が出題されるため、様々なタイプの文章を読む練習をしましょう。
理科
理科の試験では、物理・化学・生物・地学の各分野から満遍なく出題されます。特に実験や観察に関する問題が多いため、実験内容を整理して理解しましょう。
社会
社会の試験では、歴史・地理・公民の全範囲から出題されます。特に時事問題や現代社会に関する問題が増えているため、ニュースをチェックしながら勉強することが大切です。
私立高校入試問題の傾向と対策
ところで、公立と私立高校の両方を受験する場合は、その両方への対策が必要ですね。次は、私立高校を受験する人向けに、数・英・国3科目の入試問題の傾向と対策です。
3科目の傾向と対策
私立高校入試では、学校独自の出題傾向がみられます。ですから、早めに過去問を入手し、その傾向に応じて問題演習を計画しましょう。問題の傾向分析が難しい場合は、先生に相談しましょう。
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数学
公立高校と比べて難易度が高い問題が出題されることが多いです。独自の傾向がある場合、その分野の応用問題や難解な計算問題などにも慣れておきましょう。
英語
英語の試験では、長文読解や難解な文法問題が出題されます。こちらも、独自の傾向があることが多いので、過去の出題状況を見ながら重点に学習しましょう。
国語
国語の試験では、読解力が問われる問題が多く出題されます。特に評論文や小論文の対策が重要です。こちらも、過去問で傾向分析し、出題形式を確認しておきましょう。
公立高校受験 1年間の学習プラン
ここまで読んだ人は、「では、1年間どうしたらいいのかな」と心配になってしまったでしょうか。でも、大丈夫です。ここから、1年間の学習モデルプランを紹介します。
このプランを参考に、自分のプランで始めてもいいですし、このプランどおりに始めて、自分に合うようにプランを修正してもいいですね。いずれにしても、2月から始めましょう。
学習期間と目標の設定
1年間は、あっという間に過ぎていきます。ですから、期間を区切り、その期間に学習目標を設定しておけば、いつ、何をすべきかがはっきりとします。つまり、受験準備の途中で迷子にならずに学習が続けられるということですね。
1年間の流れが見渡せるから安心だね
公立高校対策(月曜日~金曜日)
ここまでのとおり、公立高校と私立高校では出題傾向が違います。ですから、学習計画も分けて進める方がやりやすいかもしれません。次に、平日を公立高校対策用にあてるプランを紹介します。みなさんのプランの参考にしてくださいね。
毎日2時間がんばってみる!
途中で短い休憩を入れると、
能率があがるそうですよ
理科や社会の要点まとめを要領よく覚えたい人に、こちらの記事がおすすめです。
私立高校対策(土曜日)や模試など(日曜日)
ところで、学校が休みの土曜や日曜は、平日とは別の時間の使い方ができますね。
次に、私立高校対策や、模試の日、総復習のための学習プランを紹介します。こちらは、出題傾向を考えながら、少し難しい問題演習をしたり、前週の総復習をするプランです。
まとめ
ここまで読んでくれたみなさん、おつかれさまでした。受験まで1年以上ある場合は、余裕をもって準備できたらいいですね。「受験勉強」というと不安かもしれませんが、書き出してみるとわかるように、だいたいこのような感じで学習を進めれば大丈夫です。どうぞ、安心して始めてくださいね。
ここで、もし、学習がすすみにくい人は、今まで理解できなかったところが多いのかもしれませんね。その場合は保護者の方と早めに相談し、個別指導を受けることも検討しましょう。学習上の支えが必要な場合、集団指導よりも個別指導の方が成果があがりやすいです。
予告:中2数学基本「公立高校入試に出そうな数学シリーズ」
次回からは「公立高校入試に出そうな数学シリーズ」をお届けします。このシリーズでは、特に入試でよく出題される中2数学の重要ポイントをピックアップし、詳しく解説します。第1回は、一次関数(予定)です。
お楽しみに! では、また💛