「式が立てられない…」
「問題文の意味がわからない…」
そんな風に、文章題に苦手意識を持っている中1生はたくさんいます。
でも大丈夫!です。
今回は「ナビシート」という4ステップの文章題の解き方を紹介します。ナビシートのとおりに進めば、文章題は必ず得意になります。文章題の苦手を克服したい中1生、解き方のコツを知りたい中1生は、ぜひ、読んでくださいね。
なぜ、文章題が苦手になるの?
まず、苦手克服のためには、苦手の正体を見つけることが早道ですよね。

どこが苦手なのかってことだね
文章題のどこが苦手か
さて、中1生がよく言う「文章題の苦手」は、だいたいつぎの4つです。
① 問題文が長く、条件が多くて混乱する
② 「何をxとするのか」が決められない
③ 計算や見直しのミスで間違える
④ 途中であきらめてしまう
ということは、これらを乗り越えられる方法で進めばいいだけです。

苦手でも?

できます!
ナビシートで解決!4ステップで攻略しよう
まずは、苦手の話は脇において、文章題は、「ナビシート」どおりに解きましょう!
ナビシートの見方
まず、シートの1行目を見てください。向かって左から、「ステップ」「内容」「ポイント」とありますね。

ステップ
ところで、「文章題を読んだけど、どうしたらよいかわからない」なんてことがありますよね。
そこで、ステップの列には「つぎは何をすればよいか」が書いてあります。ステップは、①から④まであります。これが、文章題を解くための「順番とすること」です。
まず、ステップ①をする。それが終わったらステップ②をする、というように進みます。①から④までの4ステップで終わりです。

え、それだけ?
内容とポイント
でも、各ステップを「どのようにしたらよいか」「どこに注意するのか」も気になりますよね。
これも、大丈夫!
各ステップの右を見てください。「内容」と「ポイント」の列に、「どうするか」「そのコツや注意点」が書いてあります。
例えば、ステップ①は、「問題文を確認」です。この内容は、「問題を最後まで読んで、条件・求めるものを明確にする」です。さらに、ポイントは、「大事な数字や条件に線を引こう」と書いてありますね。
つまり、「ステップ①は、問題を最後まで読み、大事な数字や条件に線を引こう」ということです。ナビシートを見て、ステップ②から④の要点もつかんでくださいね。
たとえ長くても、問題文は、最後まで読まなければなりません。でも、解くためのステップは、「大事な数字や条件に線を引く」「求めたいものをxに設定、式をたてる」「その式を計算、xを求める」「xの値をたてた式に入れて確かめをする」の4つだけです。
ナビシートで文章題を解こう
それでは、ナビシートを使い、文章題を解きましょう。
文章題①:Level1
1個120円のリンゴを x個買って、代金は600円でした。xを求めなさい。

ナビシートのとおりに、書き出してみるね


いい調子!OKです
ステップ④では、③で求めた値を②の式に入れ、確かめまでができていますね。
さて、この問題は、ナビシートを使わなくても解けるかもしれません。でも、文章題を解くための手順をしっかりと覚えるため、つぎの問題も、ステップ①から④まで順番にやってみてね。
文章題②:Level2
ノートを3冊買って、消費税込みで660円払いました。ノート1冊の税抜き価格 xを求めなさい(消費税10%)。

ナビシートどおりにやってみるね


支払いは、税抜き価格の110%(1.1倍)になるもんね

これもOKです!
ステップ①では、問題文の大事な数字や条件に線を引いていますね。つぎに、ステップ②では消費税の分を考えて式をたてることができました。これは、お見事!!!最後に、ステップ④では、③で求めた値を②の式に入れ、バッチリ確かめができています。
【やる気UP】はなまる&合格スタンプで楽しく!
それでは、まとめの練習にチャレンジ!「正解したらはなまる」「2問正解で合格スタンプ」が出てきます。それでは、楽しく練習してね。
答えを入力、または▼で選び、【答え合わせ】ボタンを押してね!
【問題①】 ノートを1冊150円でx冊買って、合計750円でした。xを求めなさい。
【問題②】 ペンを4本買い、消費税込みで880円でした。ペン1本の税抜き価格(消費税10%)xを求めなさい。
🌟まとめ
文章題は、順序よく考えれば必ずできるようになります。「合格スタンプ」が出たら、第一段階はクリア!!!苦手だったのは、もう過去のことです。このままナビシートで、「できた!」「わかった!」の体験をどんどん増やしていきましょう!
最後になりますが、文章題を効率よく練習するためには、自分に合う問題集に取り組むことが大切です。もし、練習がはかどらず、解きにくさを感じているならば、それは、問題のレベルが合っていないからかもしれません。
問題集は、できれば数冊を用意し、「少し簡単かな?」という問題から、少しずつレベルをあげていく方が、結局は早く、よく理解できます。また、問題を解くスピードを上げる練習もうまくできますよ。
数学に苦手意識がある人や、基礎固め・復習に取り組みたい人にオススメは、こちら

では、また💛


