中間試験で平均点を越えよう中学生の道具箱

今日は「中間試験で平均点を越えよう」というお話です。定期試験の答案が返される時、必ず「平均点」が示されますね。

もし、今の成績が平均点以下なら、「平均点越え」を目標にしませんか。たとえば、平均点が60点の試験ならば61点以上の得点で「成功」というわけです。

なぜ、中間試験で平均点を超えたいのか？

その理由は「中間試験で平均点越えを達成すると、期末試験はさらに得点が伸ばせるから」です。

成績の個人順位を示さない学校は多いですが、難易度によらず「平均点＋20点越え」の得点であれば、まず学年上位でしょう。このように、平均点を利用して自分の位置がわかるので、やる気がわきますね。

「平均点越え」で、ホップ・ステップ・ジャンプ。一日の大半を過ごす中学校で上位成績者を目指しちゃいましょう。中間試験から始めて、期末試験でさらにがんばりましょう。

まず、中間試験の得点には、こだわりましょう。
「平均点越え」はその第一歩で、「平均点＋20点越え」はそこからすぐです。

「平均点の人」ってどのような人でしょうか？

だいたい、わかってる人のこと？

真ん中辺って感じ？

実は、この答えはむずかしいんですよね。ここは、「制限時間内に、一定レベルの問題に正解できる人」と考えておきましょう。つまり、基本はできているが、成績に伸びしろがある人のイメージですかね。

みなさんは、解答が終わらないうちに「試験終了」と言われたことがありますか？これは「解ける問題を選んでいない」「解答のスピードが遅い」からかもしれません。残念ながら、普通の難易度の試験なら平均点に届かないので対策しましょう。

それは、教科書や自分の参考書などで見たことがあるという意味です。ところで、自分の学習道具として、参考書や問題集はぜったいに必要です。これらは、自分に合うものが一番です。

授業の復習をするときに、自分の参考書や問題集で「例題に似ている問題」「気になる問題」を見つけ、印をつけておきましょう。この印つけは帰宅後にすぐにやっておきましょう。〇印だけつければよいです。そして、試験前2週間になったら、印をつけた問題を集中的にやりましょう。

参考書や問題集って本当にたくさんあります。きっと、自分に合うものがありますよ。

私は「開きやすくてマーカー映えする」問題集が好きです

書き込みするのが楽しいです

定期試験前は部活動が停止され、早めに帰宅できます。この期間はだいたい1週間位。その期間は、印をつけておいた問題をスラスラと解けるようにしておきましょう。その問題を見たら、反射的に解答が書けるようになるまで反復しましょう。

こういう学習で、試験で先に解く問題が分かるようになります。さらに、素早く正解できるようになりスピードアップです。もう、解答が終わらないのに「試験終了」にはなりません。

ところで、「知っている問題」「解ける問題」は素早く読める反面、かえって勘違いしてしまうことがあります。こういったミスを防ぐためには、ぜったいに見直しが必要です。解答を書いたら、解答が問題文に合っているかを確かめましょう。

いっけん、「よくわからない問題」と思っても、よく見ると「知っている問題」を組み合わせたものであることがあります。

たいていの場合「よく見れば（１）（２）はわかる。（３）はピンとこない」というパターンですね。こういう問題は（１）（２）を解答して部分点をゲットです。こうなると、（３）も解けるかもしれません。

試験問題は良問ぞろいです。中間試験が終わったら、参考書や問題集に似ている問題があるか早く確かめましょう。これは、受験準備にもなります。定期試験問題と答案は、必ず保管しましょう。

どうですか？やる気になりますよね。まず、教科書の例題と似ている問題は、素早く正解できるようになりましょう。ここが完璧になるだけで平均点越えするでしょう。

まず、自分の参考書や問題集が準備しましょう。そして、授業を思い出し、そこで先生が説明したような「似ている問題」があったら、印をどんどんつけてくださいね。GW開けたら、すぐに中間試験2週間前ですよ。

早く問題文に慣れてね

小学校の問題とは雰囲気が違いますよね

今日はここまで。おつかれさまでした。GWは楽しかったですか？では、また。