「あのとき、なんで心が揺れたの?そこを書くだけでいいのです。」
「自由に書いていいよ」といわれると、「かえって困るんだけど…」という中学生のみなさん! もう、大丈夫です。
今回は「随筆」のお話です。
日々、ちょっと気になったことや、なんとなくモヤッとした瞬間。その「心が揺れた理由」を少しだけ思い出して言葉にするだけで、ちゃんと随筆になります。中1国語でも随筆を学びますね。
まず、テーマの選び方や書き方の「おさらい」からやってみませんか?
この記事では、 随筆のテーマをラクに見つけるコツと、むずかしくない深ぼりの仕方をまとめました。例もあるので、自分に引き寄せてながめてみてください。
それでは、随筆がぐっとラクになるヒントを見ていきましょう。
随筆のテーマは「特別な体験」<「心が動いた瞬間」
もしかして、「大きな出来事がない…随筆なんて、書けないよ」と思っていませんか?
でも、随筆に必要なのは、特別な体験ではありません。大事なのは、むしろ日常。そのなかで「心の針がピクリと動いた瞬間」をとらえるのがコツです。
たとえば、こんなことでも立派なテーマになります。
- 友達の一言が「なぜか気になった」
- 「ふと気づいた」ことがあった
- 「モヤッとした」出来事があった
- 「なんとなく嬉しかった瞬間」があった
随筆は「心の揺れ」を書く文章。 その揺れは、実は毎日の中にこそ、たくさんあります。
ラクラク随筆のテーマ選びのコツ(4つ)
実は、随筆のテーマは、驚くほど「普段のこと」かもしれませんね😊「輪ゴム」への思いを書いた随筆だってあるんですよ。
たとえば、「とるにたらないものもの(江國香織著、集英社文庫)」など、図書館には中学生に読んでもらいたい「随筆(エッセイ)」がいっぱいです。
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気持ちの変化を思い出す
中学の日々は変化の連続です。
たとえば、こんなことがありませんか?
- 昔は嫌いだった「アレ」、今は好きになった
- 前より意見を言えるようになった
- 友達との距離感が変わった
「どうして変わったんだろう?」と考えるだけで、自然と深いテーマになります。
あえて日常の「違和感」
中学生活は、毎日同じ?そうではありませんよね😊
実は、日々たくさんの違和感に気づいているはずです。
- なんで先生はあんな言い方をしたんだろう
- 今日のクラスの空気、いつもと違った
- 家では言えるのに、学校では言えないことがある
違和感の理由を考えるだけで、自然と深ぼりできるテーマに行き着きます。
好き・嫌いから広げる
「気持ちの変化はないし、違和感も特に感じない…」
そんな場合は、好きなもの・嫌いなものをテーマにするのも「手」です。好き・嫌いの感情は強いものなので書きやすいです。
- 好きな音楽
- 好きな場所
- 苦手な食べ物
- 嫌いなタイプの人
ここでは、「どうしてそう思う?」と理由を考えるだけです。
心に残った言葉をテーマにする
また、先生や友達、家族の一言が「妙に心に残った」ということがありませんか?
その言葉も、随筆の「テーマ」になります。「気づき→理由→場面」の流れが自然に生まれます。
深ぼりマインドって何?中学生の「問い」が随筆をつくる
さて、随筆のテーマが見つかっても、 「どう深ぼりすればいいの?」 と考え込む子もいます。
この「深ぼり」は難しいことをするのではありません。「問いを持つこと」これが、深ぼりマインドです。心の揺れを見つめて、「どうして」「なんで」と掘っていきましょう🌻
たとえば、中学生が使いやすい「問い」は、こんな感じです。
- どうしてそう思った?
- その気持ちの前後で何があった?
- 他の人ならどう感じる?
- その出来事のどこが心に引っかかった?
この「問いを持つ」だけで、随筆が一気に書きやすくなります。
👉 深ぼりマインドは、随筆に限りません。テストの記述問題や選択問題にも必要な力につながります。
テーマ+深ぼりの簡単な例(随筆のイメージ)
2つの例を読み、自分に引き寄せて考えてみましょう。
例1:テーマ「友達の一言が気になった」
気づき:昨日、友達に「最近変わったね」と言われて、ずっと気になっている。
深ぼり(理由):自分では変わったつもりがなかったのに… でも、言われてみると、前より意見を言えるようになった気がする。
場面:給食のとき、席替えの話で自分の希望を言った場面を思い出した。
例2:テーマ「苦手だった野菜が食べられるようになった」
気づき:最近、前は嫌いだったピーマンが食べられるようになった。
深ぼり(理由):部活で疲れて帰ったとき、母の料理がいつもよりおいしく感じた。そのとき、「食べてみようかなと思った。」
場面:夕飯の食卓で、母が「今日は頑張ったね」と言ってくれた場面。
どれも、日常のひとコマの「気づき」ですね😊
随筆は「気づき→理由→場面」で書くとラクになる
テーマが決まったら、 まずはこの順番で書いてみましょう。文章が安定します。「随筆の書き方がわからないよ~」という人は、とりあえず、一行ずつ書いてみましょう。
- 気づき(心が動いた瞬間)
- 理由(なぜそう思ったのか)
- 場面(その気づきにつながる具体的な出来事)
👉 中学生でも迷わず書けるシンプルな型です。この3つのつなぎ方は自由です。書けば書くほど、自分らしさが出てきます。
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今回のおまけは、随筆の「気づき→理由→場面」の流れがひと目でわかる、簡単なプリントセットです。テーマを書き込んで、理由を少し考えて、思い出した場面をメモするだけ。随筆の形がすぐに整い、「コツ」がつかめます。
👉 構成がわかると、文章を「書くこと」も「読み取り」もできるようになります。
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まとめ
随筆は、「むずかしく考えるほど、書けないもの」かもしれません。心の揺れやそのときの気持ちを見つめる。それは少し不安かもしれませんが、中学生ならではの「心の揺れ」が文章を魅力的にします。
毎日の中で「ちょっと気になったこと」や「心の針がピクリとした瞬間」を思い出して、その理由を少しだけ考えてみるだけで、ちゃんと文章になります。
テーマ選びのコツと、深ぼりのヒントを知っていれば、随筆はぐっとラクになります。 完璧じゃなくていいので、まずは思ったことを一行、書いてくださいね。
また、中1国語の全体像は、「中1国語が伸びない原因はコレ|3つの力と正しい勉強法」でまとめています。ご興味がある方は、こちらもどうぞ。
では、また💛

