読解問題集が続かないのは、やる気のせいではありません。
読解には、長文に入る前に踏むべき 小さなステップ があるからです。
この記事では、そのステップとして使える 短いジャンピングボードプリントをご紹介します。
読解問題集が続かない子がつまずく「本当の理由」
まず、問題集が続かないのは、読解に必要な前提スキルがそろっていないからです。本人の「やる気の問題」ではありません。もちろん、使っている教材が悪いのでもありません。
読解は「読む」「解く」の二段階作業です。「解く」の前段階である「読む」には、コツが必要です。このコツをつかまないうちに「解こう」としてつまずき、嫌になることが多いのです。
では、「問題集が続かない」パターンを整理してみます。もしも当てはまるならば、それは「読む前の準備運動からはじめよう😊」というサインです。
- 文章量が長いと読む前に心が折れる
- 心情・表現・主題の「読み方の型」を知らないまま問題に突入している
- 推測に自信がなく、当てずっぽうに感じてしまう
- 語彙(特に抽象語)が不足している
- 成功体験がないため、続ける気力が湧かない
この状態は「問題集に取り組む準備ができていない」だけ。まだ、できることがあります。
👉まず、「解く」前に「読む」コツをつかみましょう。
読解には「ジャンピングボード」が必要
本格的な問題集に入る前だからこそ、短文読解の練習=「ジャンピングボード」が必要です。読解が苦手な子がいきなり長文に挑むと、「どこを読めばいいのか分からない」「心情や主題がつかめない」と必要以上に強く感じてしまいます。これでは問題集が続くわけがありません。
では、どうするか。
長文読解は、心情・表現・主題など複数の力を同時に使う「総合競技」のようなものです。
そこで、短文読解練習をおすすめします。短い文章で「個々の競技」をブラッシュアップできます。ここで身につけるスキルは、長文読解のための踏み台です。
👉短文で前提スキルを身につける「踏み台」練習をすることで、問題集への移行がスムーズになり、自信も育ちます。
無料ミニプリントの紹介
当サイトでは、心情・表現・主題を 5〜10分で練習できる「ミニ読解プリント」(無料)を用意しました。
読解問題集に入る前に必要なのは、短い文章で「読解の型」を身につけることです。どれも短文で取り組みやすく、読解が苦手な子でも成功体験を積みやすい構成になっています。
何年生でも、少しの時間があれば取り組めます。
ミニプリントシリーズとは
このシリーズは「小説を読むためのミニプリント①~④」です。問題集に取り組む前に「読み方のコツ」を押さえるためのプリントです。
では、内容を簡単にご紹介します。
● ミニ読解① 心情を読み取る練習
行動や情景から心情を推測する基礎を身につけるプリントです。短い文章の中に「心情のヒント」が明確にあり、選択肢つきなので進めやすい構成です。心情を読むのが苦手な子の最初の一歩に最適です。
● ミニ読解② 比喩・表現技法の練習
「胸の奥の石」などの比喩を、具体的な気持ちに言い換える練習ができます。抽象表現が苦手な子でも、短文とシンプルな問いで理解しやすい構造です。文章における表現技法の効果をつかむことができます。
● ミニ読解③ 主題をつかむ練習
「変化 → 気づき → 主題」の流れを短文で練習するプリントです。長文の主題がつかみにくい子にも、短文ならこの流れが見えます。主題の問題は、入試では頻出です。まずは「流れをつかむ」成功をゲットしましょう。
● ミニ読解④ 総合練習(心情・表現・主題)
心情・表現・主題をまとめて練習できるミニプリントです。①〜③で身につけた力を短文で確認でき、本格的な問題集に入る前の「最終ジャンピングボード」として機能します。
ミニプリントの入手方法
当サイトでは、記事にあわせて無料プリントを公開しています。これらのプリントは、LINE「中学生の道具箱」に登録後、当サイトが運営するプリントサイトからお使いいただけます。
「問題集に取り組む前の橋渡しに、」「ちょっとした気分転換に、」と気軽にお使いいただけたら、うれしいです。
LINEの登録・解除はいつでもご自由です。使いたい時にご利用ください。
👉LINE「中学生の道具箱」登録は、こちらからどうぞ(QRコードでご案内します)
ミニプリントの効果的な使い方
当サイトでは、こんな使い方をおすすめしています 😊
おすすめの使い方
- 1日 1回分でOK(最後にミニ解説を読み、もう一度課題文を読もう)
- 5〜10分で終わってよい(学習時間の長さは、ひとそれぞれで)
- 書けたことを褒める(「取り組めた」「書けた」自分を褒めよう)
- 4回が終わったら「本格問題集」に進んでみる(完璧になってからでなくてもよい)
👉とりあえずの「お試し」で始めても大丈夫です。焦らずに自分のペースでどうぞ。
次のステップ:本格的な問題練習へ
ミニプリントで「心情が選べるようになった」「比喩の言い換えができた」「主題が書けた」など、小さな手ごたえが出てきたら、問題集に進むタイミングです。
「なんとなく読めるようになってきた」という感覚が出たら、それで十分です。以前とは違う自分になっています。もう前に進んでいます😊
ミニプリントで「読み方の型」がつかめてくると、少し長い文章にも挑戦できるようになります。ここからは、家庭学習でも続けやすい基礎〜標準レベルの問題集を1冊だけ、次のステップとしてご紹介します。
基礎〜標準レベル問題集の紹介
短文で読解の型が身についたら、次は少し長めの文章で練習できる問題集に進むと力が伸びやすくなります。『 3ステップ式標準問題集 国語読解』(受験研究社)は、基礎〜標準レベルの文章を扱い、解説も丁寧で家庭学習に向いています。自分のペースで無理なく続けられ、定期テストや高校入試の土台づくりに最適な1冊です。
問題集の選び方
家庭学習で使いやすい問題集を選ぶポイントは、解説が丁寧で、読み方の手順が明確に示されていることです。答えだけでなく「なぜそう読むのか」が分かる構成であれば、間違えても納得できます。
また、文章量が急に重くならず、基礎から標準へ段階的にレベルアップできる問題集が、読解が苦手な子には特に向いています。
まとめ:読解は 「型」で伸びる
読解力は生まれ持ったセンスではありません。
「使いたい問題集はある。だけど進まない」のなら、まずは「読解の型」を身につけましょう。短文で成功体験を重ねて長文読解へとジャンプアップしましょう。
では、また💛
